季節と色と食べ物について

東洋医学の考え方に五行というものがあります。万物が5つのタイプによって構成されて、バランスが保たれているという考え方です。

その5つのタイプとは、木、火、土、金、水です。

これを季節に当てはめると、木=春、火=夏、土=長夏(晩夏)、金=秋、水=冬となります。

季節の他にも、食べ物の味、身体の内臓などあらゆる事象が、五行に当てはまります。

その中でも、色と季節の関係について見ていき、それを食卓に反映させましょう。

春は、緑、または青になりますので、野菜類などの青物を摂ると良いことになります。

夏は、赤ですから、スイカ、トマト、イチゴなど赤い食べ物を摂ると身体にこもった熱が発散して体調が整います。

長夏は、ちょうど土用の丑くらいの季節になりますが、カボチャ、たくわん、トウモロコシなどの黄色い食べ物が適しています。

秋は、梨、山芋、銀杏、ユリ根、白身魚など白い食品がお勧めです。

冬は、黒ですから、黒ゴマ、黒酢、黒糖などの黒い食べ物が精力を蓄えるのに役立ちます。