足をもんだ時の刺激は、どうやって身体の諸器官に伝わるのでしょう。若石健康法の理論では、まず、神経を伝わっていくという考え方があります。視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚などの外界の刺激は、知覚(感覚)神経により背骨に沿って通っている中枢神経に伝わります。その後、刺激をキャッチした脳は、運動神経や自律神経を通して身体の諸器官に指令を出します。(下図A)
また、刺激が脳を経由せずに、脊髄を通して直接的に諸器官に伝わる脊髄反射が起こる場合もあります。(下図B)
そして、神経以外の伝達経路としては、人体の約60%を占める体液の振動により伝達するという考え方もあります。(下図C)
人体が一定の周波数の振動に反応し、それに共鳴することで身体の諸器官に変化が表れるという考え方は、ドイツのバイオレゾナンス理論(波動共鳴活性化理論)でも唱えられています。